昭和の初めまだ新町が畑ばかりの頃、精肉店としてお店が誕生いたしました。
そして、その店の前には戦車が通り新町駐屯地の自衛隊さんと鐘紡紡績所の女工さんで新町が大変にぎわう頃「二葉食堂」として生まれ変わりました。
戦時中はとても苦しく大変な時期でしたが、精肉店であったことで何とか乗り切り戦後の経済成長時には“とんかつ”と“カレー”が庶民の人気メニューとなり当店でも好評でした。
ちょうど新町も「群馬の上海」と呼ばれたころではないでしょうか?
そして今はとんかつは新町名物「ソースカツ丼」に生まれ変わり、カレーは今でも給食弁当の人気メニューです。
そんな新町と共に歩み育ってきた二葉は、昔を忘れることなく今を一生懸命地道に歩んでいきたいと思います。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
割烹二葉 店主
新町の歴史
官営新町紡績所・・・旧内務省勧業寮屑糸紡績所
行在所公園・・・明治11年9月2日明治天皇が北陸・東海御巡幸の途中、新町に行幸されたときのご宿泊所
新町のカツ丼
新町は、戦国期における関東最大の戦いといわれる、天正10年(1582年)の歴史に残る大合戦「神流川合戦」の舞台であったことから、「合戦に勝つ」にかけて、新町名物としてカツ丼を売り出しています。ヒレ肉やロース、たれも甘口辛口など、それぞれ個性あるカツ丼が食べられ、見た目も味もバリエーション豊かで、食堂はもちろん、そば店やラーメン店、惣菜店などでも扱っています。
詳しくは「美味しんまちグルめぐり カツ丼情報」をご覧ください。